○暗視
○再生=11点 ▲▲
○通常攻撃無効
○吸血鬼の身体
　太陽の下に居る限り、手番の終了時に「冒険者レベル」点確定ダメージを受けます。
このダメージは、如何なる手段でも増減せず、この能力によるダメージが他の能力の発動を誘発することもありません。
　更に、命中・回避判定に-2のペナルティを受け「能力:再生」「能力:通常攻撃無効」を失います。
○吸血
　通常攻撃が命中した際、そのままダメージを与えるのか、吸血するかを選択します。
　吸血しても特に何も起きませんが、空腹は満たせます。
≫至高の血族 ▲
　自身の装備する武器に、自らの血を浸し、その威力を高めます。
　自身のHPを「冒険者レベル-3」点消費し、次に武器によって行う攻撃を「冒険者レベル+3」点上昇させます。
　近接武器でなくても、「パンチ」「キック」など自身の肉体で行う攻撃や、「矢」などを用いた遠隔攻撃の際も、その矢に血を塗ることで効果を発揮できます。
　また、通常攻撃でなくとも、武器を用いて行う特殊能力の類にはその効果を乗せることができます。(GM裁定にゆだねられます
)ただし、水中や「弾丸」によるものには効果を発揮しません。
　この能力は1Rに1回だけ使用できます。
○吸血・戦
　対象に「与えたダメージの数値/3(少数切捨)-至高の血族で増加したダメージ」の分、自身のHPを回復します。
　数値が0以下の場合でもHPが減少することはありません。
○不死の種族
　HP0以下となり、生死判定に失敗した後、その死体は灰になります。
　この際、2日以上その灰の3分の1以上がその場に残っていた場合、HP最大の状態で復活します。
　なお、3分の1以上が残っていても、聖なる力で浄化されてた場合は復活できません。
▶再生の土壌
　HPの半分とMP全てを消費し、現在自身が立っている場所に逆さ十字のモニュメントを作ります。
　モニュメント制作には5日必要です。
　このモニュメントがある場合、モニュメント1つにつき1度のみ、「能力:不死の種族」で灰は出現せず、死体も残りません。
　その代わり、2日後、そのモニュメントの座標でHPが最大の状態で復活します。
　復活までの間に、モニュメントが破壊される、聖なる力で1日中儀式を行うなどの条件でモニュメントの機能を完全に停止させることが出来ます。
　復活時に、そのモニュメントは破壊されます。モニュメントは最大3つまで設置できます。

　────────悔いが多い人生だった。
　生前は、ラルヴァとして産まれたが為に多くの障害を受けてきた。
　人族からも、バルバロスからも嫌われ、しかしそれでも冒険者として最低限の地位を手に入れて過ごした。
　そうして冒険者として中堅の中でも上位、その位の実力を手に入れてきた頃……やっと自分はその街で『それなり』の評判になってくれた。
　しかし、バルバロスである自分を厭う人物はまだ多く、それは……同じ冒険者の店の人間にもいた。
　ある時、依頼の為に宿を出た。あの依頼は大分難度が高かったと思う。武器は兎も角、鎧がボロボロになった。自分は武器は安い物を使っていたが、鎧は良い物を使っていた。まだ自分が嫌われていて、命を狙われる事すらある事を自覚していたから。
　でも、依頼を終えて帰ってみれば……自分の取っていた部屋は荒らされ、締まっていたガメルの貯金は全て奪われていた。
　宿の人間に聞いても知らないと言われた。後から知った話だが、宿の人間も自分の部屋のお金の一部で買収されていたらしい。
　鎧を修理しないといけないタイミングだったのもあって、自分は借金せざるを得ない状況になってしまった。
　そこから持ち直す事は難しかった。細々とした依頼を受けてどうにか過ごすのも嫌になった。
　私は、身を投げた────────

　そこまでは覚えている。海の底に沈んだ、という様な記憶もおぼろげにある。
　気がつけば、私は知らない大陸にたどり着いていた。……ノスフェラトゥとして。
　死に切れなかったことが嫌で、この大陸に辿り着いてから戦い続けた。無茶な戦いも自分の命を顧みず戦い抜いた。
　しかし、このノスフェラトゥの肉体は過去の自分からは想像もつかない程に優秀だった。
　かつての自分が持てない武器が持て、かつての自分が耐えきれない攻撃を受けれる。
　気が付けば、自分はかつての大陸の基準で見て……かなり上位の冒険者の実力になってしまっていた。
　クオリアを手に入れたのは……何処でだったか。もう覚えていない。ただ、自棄になっていた自分の様に只管戦っていた人間の記憶の残滓だと聞いて、何となく惹かれたような覚えがある。
　このクオリアのお陰で自分は今まで以上に死に難くなった。自分は、もうまともに過ごす分には死ぬことはないのだろう。
　だったら……生き抜いてみせよう。この死人の身体で、嫌われる事の無くなった大陸で。かつての私はもう死んだのだ。

　ただ、まだ怖い。自分は"戦う事でしか"価値を見出せないのではないかと、怖くなる。
　いつかそう思う事が無い様に、良き仲間に出会えることを信じて………
　────────私は、蛮勇の仮面を被ろう。

▼判定用
2d6+21 冒険者Lv+器用B
2d6+17 冒険者Lv+敏捷B
2d6+24 冒険者Lv+筋力B
2d6+26 冒険者Lv+生命B
2d6+19 冒険者Lv+知力B
2d6+20 冒険者Lv+精神B
2d6+16 スカウトLv+器用B
2d6+12 スカウトLv+敏捷B
2d6+14 スカウトLv+知力B
2d6+15 レンジャーLv+器用B
2d6+11 レンジャーLv+敏捷B
2d6+13 レンジャーLv+知力B
2d6+16 セージLv+知力B
2d6+7 アルケミストLv+知力B
▼薬品系
〈熱狂の酒〉服用(1日の間、1度だけHPダメージをMPで引き受ける)
1d6+4 薬師道具セット
K10+15@13$ 救命草HP回復
K0+15@13$ 魔香草MP回復

▼戦闘準備
2d6+12 先手判定
2d6+16 魔物知識判定(弱点有)
賦術【バークメイルSS】使用(緑SS×1/防護点+8)、対象は自分
〈蛮勇のクオリア〉能力「蛮勇」使用(追加HP+15、追加D-15)
▼補助動作
練技【キャッツアイ】【ビートルスキン】【マッスルベアー】【アンチボディ】【ストロングブラッド】【トロールバイタル】使用(消費MP2×6)
練技【ジャイアントアーム】【デーモンフィンガー】使用(消費MP2×2)
練技【リカバリィ】使用(消費MP2/HP23点回復)
賦術【ヴォーパルウェポンS】使用(赤S×1/追加D+4)、対象は自分
賦術【ヒールスプレーA】使用(緑A×2/HP10点回復)、対象は自分
種族特徴[至高の血族]使用(HP-12、追加D+18)
宣言特技《バトルマスター》宣言
宣言特技《捨て身攻撃Ⅲ》宣言(HP-30、追加D+30)
宣言特技《全力攻撃Ⅲ》宣言(追加D+20、回避-2)
〈蛮勇のクオリア〉能力「挑発」使用、対象は
〈蛮勇のクオリア〉能力「怒涛の肉体」使用(追加HP+20)
〈蛮勇のクオリア〉能力「急速再生」使用(HP2d+15点回復)
2d6+15 HP回復/急速再生
〈蛮勇のクオリア〉能力「アンチェイン」使用(1R間、HPが1未満にならない)
装飾品〈ラル=ヴァイネの肩掛け〉起動、「」属性の被ダメ-1
戦闘特技《ポーションマスター》宣言、〈魔香水〉服用(MP13点回復)
戦闘特技《ポーションマスター》で〈ヒーリングポーション+1〉を服用
K20+14@13 HP回復/ヒーリングポーション+1
戦闘特技《ポーションマスター》で〈アンチマジックポーション〉を服用(3R間被魔法D-3)
▼主動作
〈蛮勇のクオリア〉能力「高速展開」使用、対象は
〈英雄が紡いだ戦斧〉で武器攻撃、対象は
2d6+23 命中判定
K50+24-15@11 物理ダメージ/刃武器
K50+24+50-15@11 《全力捨て身》物理ダメージ/刃武器
K50+24+75-15@11 フルバフ物理ダメージ/刃武器
種族特徴[吸血・戦]起動、「与えたダメージの数値/3(少数切捨)-至高の血族で増加したダメージ」点HP回復
〈蛮勇のクオリア〉能力「憤怒」起動、「与えたダメージ」点HP回復
▼受動動作
〈蛮勇のクオリア〉能力「万夫不当」起動、「猛り」+2
種族特徴[再生=11点]起動(HP11点回復)
種族特徴[吸血鬼の身体]起動(HP15点確定ダメージ)
2d6+16 回避判定
2d6+16-2 回避判定/全力攻撃ペナ込
2d6+26 生命抵抗判定
2d6+20 精神抵抗判定
2d6+26 生死判定