キャラ情報

帝都滅亡時の心境

突如として盤石だと思っていた日常が崩れ去り、訳もわからぬままに城から逃された。
そのため最初は呆然と立ち尽くしていたが、今まで守り育ててくれた父や母、砂鷲団の皆を信じて今自分に出来ることをできる限り果たそうと立ち上がった。

エルフと人間のハーフであるナイトメアの母親とドノンⅣ世の間にかなり後期に生まれた。そのため皇位継承権はかなり低いが長寿なエルフであることを生かして後々父親のような皇帝になれればいいと考えている。
母親はドノンⅣ世に拾われた戦場生まれの孤児であり、砂鷲団に所属し自ら希望して娶られた。

両親とは違い肉体的な強さはまるで見られず、かなり非力である。それがコンプレックスであり、エルフの始祖神であるアステリアに日々強くなれるように祈りを捧げている。
歌や演奏の才能があるものの強さの役に立たないと切り捨てて趣味程度とし、現状は他の才能を探して本人なりにゆっくりさまざまな人に頼って努力している。
最近は暇潰しに頭を空っぽにして感性のままに楽器を作ることを趣味にし始めた。
父親の影響で酒が大好物であり、特にワインを好む。

HO1《ラージャハ皇族の生き残り》

あなたはラージャハ帝国の皇帝ドノンⅣ世（→Ⅱ326頁）の血族である。いつか皇帝となる可能性があるあなたは、教育を受けながらラージャハの居城にて育てられていた。しかし皇位を継承するよりも先にこの大きな災厄に見舞われ、親衛隊長のゲルハルトに連れられてなんとか逃げ延びた。
皇帝は直属の部下たちと災厄に立ち向かったまま行方不明であり、おそらくは戦死したのだろう。他の皇族も今はここにいない。そのため避難民たちのすがるような期待が、皇族の唯一の生き残りであるあなたに向けられているのだ。望むならこの重圧から逃げ出してもいい。だが今、彼らを率いることができるのは、きっとあなたしかいない。

特典

○英才教育：あなたは皇帝に相応しい人物になるため、幼少期から様々な訓練を受けた。そして身についたのは、冒険にも役立つ技術たちである。
キャラクター作成時、初期所持経験点が1500点増加する。一方、開始時点で名誉点や〈アビスシャード〉は所持していない。
○カリスマ：叩き込まれた礼儀作法と心得は、たとえ望まなくともあなたをそこらの一般人とは異なる人物だと感じさせる。
自身が行う【信用判定】に常に+1のボーナス修正を得る。

備考

NPC「"疾風の"ゲルハルト」とは師弟関係であり、あなたは彼の保護対象である